深刻な温暖化 乱れた気候こそがコメ騒動の原因である
猛暑だ、史上最高だと、ニュースで流れて久しい。が、温暖化を止める必死さは、政府にも政党にも、市民にも、ない。
が、間違いなく「Climate Crisis(気候危機)」は、目の前に現れている。
2023年、24年の乱れる気候こそが、今回の米騒動の原因だ。
農水省は、これまで、米価を安定させようと、生産量と消費量を数パーセントの幅で調整して、米価と稲作の維持を図ろうとしてきた。
しかし、2023年、24年の気象条件は、数割の振れ幅で生産量と品質に打撃を与えた。これを見れば、事態は、農水省の役人が知恵を絞るだけの世界ではないのは歴然としている。
今年度の夏の猛暑が予想されている。さらに干ばつや大雨へと激しい揺れもありうるだろう。となれば、さらに生産量が落ち、備蓄米倉庫が空っぽの状態で、大騒ぎとなることを心しなければならない。